三酔人経綸問答 読了

中江兆民 著、鶴ヶ谷真一 訳、『三酔人経綸問答』(光文社古典新訳文庫)読了。

中江兆民のことは『日本人の死生観』で興味を抱いた。思想はルソーの社会契約論と軌を一にするもの。
本書は兆民の代表的著作。もっと中江兆民のことが知りたくなった。




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プロタゴラス 読了

プラトン 著、中澤務 訳、『プロタゴラス-あるソフィストとの対話』(光文社古典新訳文庫)読了。

光文社の古典新訳文庫のシリーズ、読みやすくて気に入っている。

アレテーは教えることが可能なのかを究極の命題に据えて、おなじみのソクラテスと、当時のソフィストの大家プロタゴラスが議論を展開する、プラトン対話篇の初期作品。これまでに読んだプラトンの対話篇に比べて、論敵のプロタゴラスの言い分がとても常識的で、訳者の解説のようにソフィストが教育を売り物にしているという胡散臭さについての予備知識がないと、ソクラテスの方が屁理屈を言っているように見えるというのが難しい。プロタゴラスの言うことももっともなところがあり、それに対するソクラテスの論駁に追随するのは、ソクラテスの方が正しくないとおかしいというバイアスで無理やりそう見ているのではないか?と批判的に振り返りつつ、読み進めていかねばならない・・・気がする。ある意味読者の知的求道心が試される作品だと思った。

アレテーとは、物が内的に有している優れた特性のこと。ナイフであればよく切れること、馬であれば速く走ることなどがアレテーである。ソフィストはアレテーについて教育してお代をもらおうという啓蒙的教師である。
では人間のアレテーとは何か。それがわかればアレテーを教えることの可否判断が可能と思われ、本書の後半はこの議論に集中される。結論としては、人間のアレテーとは知識である、というものになるのだが、この結論は、プロタゴラスが述べるアレテーの認識の矛盾を明らかにはしたものの、知識であれば教育することはできるはずなので、教えることはできないというソクラテスの立場もまた否定されることになる。これは、今までの議論のどこかに破たんがあるのか、それとも本質的にそういうものなのか、本書が完結してもその謎が残り、読者は各自このことを考え込むことになる。






変見自在 偉人リンカーンは奴隷好き

高山正之 著、『変見自在 偉人リンカーンは奴隷好き』(新潮文庫)読了。

久しぶりに毒書してしまった・・・胸が悪くなるけど、時にはこういうのも大事だね。
書名につられて買ったけど、リンカーンのことだけ書いてある本ではなかった。
でも別の意味で、新たな本と出会った感じ。



情報を活かす力 読了

池上彰 著、『情報を活かす力』(PHPビジネス新書)読了。

ビルマの竪琴 読了

竹山道雄 著、『ビルマの竪琴』(偕成社文庫)読了。

パウロ 十字架の使徒 読了

青野太潮 著、『パウロ 十字架の使徒』(岩波新書)読了。






日本人だけが知らない「本当の世界史」 読了

倉山満 著、『日本人だけが知らない「本当の世界史」』PHP文庫読了。

ちょっと眉をひそめたくなるようなときもあるが、これこそ真実を言い当てている証拠かもしれない。
いろいろなことを知りたくなる、刺激的な本だった。
とりあえずリンカーンの当時の社会的位置づけを客観的に分析した本を読みたい。




ひねくれ一茶 読後感想

田辺聖子 著、『ひねくれ一茶』 講談社文庫読了




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主にヨンサンを中心に作っています。作ったり作らなかったり、はなはだ不安定な模型ライフですが(^^;;)

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